プロポーズをしてもらった2月22日から約半年。
長いようであっという間にやってきた入籍日。
前日は入籍の瞬間を想像してソワソワしたり、ニヤニヤしたり、楽しく過ごせると思っていたのですが、まさかの一波乱の連続。
夜も朝も大泣きしてしまい目が柿の種になる始末。
その日の模様を書いていきたいと思います。
入籍日前日に大泣き
入籍日前日、8月7日の日曜日は結婚式場の話を伺いに銀座のハナユメウエディングデスクへ。
その後ランチをしながら招待人数や式場について話している時、彼の言葉をストレートに受け取ってしまい、結果的には誤解だったのですが、
「結婚式を挙げたいと思っているのは私だけなのかな」
と感じてしまいとてもショックを受けてしまいました。
私がぽろっと涙をこぼした瞬間を見逃さなかった彼は、なぜ泣いてしまったのかを優しく訊ねてくれて、
「言い方が良くなくて誤解させてしまってごめんね、そんなつもりでは全くないからね」
などと一生懸命話をしてくれました。
※文章能力がアレなので簡潔に書ける自信がなく、また別の機会にゆっくり書きます笑
昔の結婚指輪
そしてその後、前日はうちに泊まることになったので彼の着替えを取りに一度家へ寄りました。
そして婚姻届の提出時にもしも必要となったらの場合を考えて、印鑑も持っていくことにしたのですが、なかなか見つからず笑
一緒に探しているときになんと彼の過去の結婚指輪を発見してしまいました。
刻印までしっかり見てしまい、そのときは「指輪見つけちゃったよ〜!笑」と笑ってごまかしていましたが、やっぱり内心はショックでした。
売るにもどこに売ったらいいか、売れるかもわからないし、プラチナだし捨てるにも・・と置いてあったそう。
ただのファッションリングではないので、気軽にポイッとできないのは承知ですが、やっぱり入籍前日に見て気分がいいものではありませんでした。
「彼のものだし、どう扱うかは彼が決めること。私が口出しすることではないから気にしないぞ!」
と思っていたのに、うちに着いた時に指輪の今後についてつい訊ねてしまいました。
彼的にはどこにあったかもわからなかったから、指輪について特段意識がないようで、
「刻印が入っている指輪の買取はしてもらえるのかわからないし、返して子供の将来の足しにして貰えばいいかな」
が回答でした。
前妻と子供の存在
彼には前妻との間に子供がひとりいて、月1数時間の面会をしています。
前妻とは離婚前の別居時から直接連絡を取っておらず、子供との面会時の連絡は前妻の母親と。
なので、面会時に母親に渡すとのこと。
その話をしたときに、ずっと心に閉まっていた「子供がいるという事実が辛い」という気持ちを打ち明けてしまいました。
これは言ってもどうにもならないことなので、ずっと本当の気持ちは伝えずに「子供は大切にしてあげてね」と伝えていました。
本心でもあるけれど、前妻との子という部分で、前妻とは関係が切れていても分身が存在していることと、その影に前妻があることが割り切って考えられず、ずっと苦しい思いを見て見ぬふりしてきました。
彼が浮気をしたわけでも、浪費したわけでも、モラハラしたわけでもありませんが、前妻は精神的に難しい部分があって、話し合いも取り合わず、一方的に理不尽な条件を調停離婚で叩きつけてきました。
彼や彼のご両親は優しいので、前妻について悪くは言いませんが、出来事や言動を客観的に聞くと、自分主体で物事を考えていて、人の意見が受け入れられない、話し合いができない、攻撃的、な印象を受けました。
親類とも折りが合わず、一方的に縁切りをしているそうで、前妻という立場を一旦置いて考えると、そういう考え方や生き方だと、結果的に寂しい思いをするだろうし、生きづらいだろうな、と思ってしまう部分もありますが、彼への仕打ちを考えると中々冷静ではいられなくなってしまいます。
少しずれてしまいましたが、結婚指輪を見たことでいろいろな気持ちが湧いてきてしまい、入籍予定日前日に爆発してしまうとは、私も想定外でした。
いつも笑っていた私が息苦しそうに大泣きしている姿を初めてみて彼も困惑していましたが、彼も自身の気持ちを伝えてくれました。
「事実は変えられないけれど・・・あずちゃんと結婚したいよ」
「前妻とは一切繋がりはないし、もちろん未練もないし、じぶんが大好きなのはあずちゃんだけだから、そこは信じて欲しいよ」
寝不足と柿の種
朝4時過ぎまで話しあいました。
私はずっと言わないでいた気持ちを全部伝えて、彼は私への気持ちを伝えてくれました。
子供がいる事実は変えられないけれど、それだけで別れてしまっていいのか。
いつも大切に思ってくれて、愛情表現してくれて、穏やかで思いやりがあって頭が良くて。
誠実で博識で謙虚で話し合いができて相手の気持ちを尊重しようとしてくれる・・・
こんな人、私の人生の中で初めてでした。
子供がいることで何か不利な思いをしたこともありません。
彼を手放す方が、きっと後悔するし、何よりやっぱり私も彼のことが大好きだったので、辛い決断をすることが出来ませんでした。
全てを含めて、彼と一緒に人生を共にしていきたいと思えました。
たくさん気持ちを伝えてくれるたびに涙が止まらなくなってしまい、目はパンパンに腫れてしまうし、翌日はお昼頃に婚姻届を提出しに行く予定だったので8時起きともなると4時間睡眠で寝不足に。
目は柿の種だし
「こんな大切な日にとんでもない顔になっちゃった。死にたいよぅ(ToT)」
と寝起きに嘆いていたら、
「全然へんじゃないよ。あずちゃんはいつだって可愛いし、あずちゃんは世界一可愛いよ。だから大丈夫。」
こんな素敵なことを言ってくれて(>_<)
実際ひどかったけど、彼の優しさのおかげで元気を出すことが出来ました。
準備をして、区役所へ。
入籍日当日のおはなしはまたつづく