梅仕事、それは梅が旬を迎える季節に自家製の梅酒や梅干しなどの保存食を仕込むこと。
生梅の収穫はちょうど梅雨の時期を挟んだ5月〜7月。
この時期に梅仕事をしておくと、1年中様々な梅を楽しむことができるのです!
梅干し作りに初挑戦
今までしたことのある梅仕事といえば、梅酒作り。
ブランデー、バカルディホワイトラム、カシャッサ、ボンベイサファイアなど、好きな酒で漬けてきましたが、ほんっと美味しい!
梅酒に浸かっていた梅を食べるのも好き^^
チビチビ大事に飲んでいたらもう青梅が店頭に並び出して、ぼさっとしているうちに梅雨の時期に。
今年も梅酒作るの作らないの、と自問自答しているうちに完熟梅が出回るように・・!
梅干しったって普段そんなに食べないし酸っぱいの苦手だからなぁ・・と梅干し作りは敬遠してたけど、何かを仕込んでじっくり育てる料理?が面白いなと思っているので、興味はずぅっとあって。
近所の八百屋さんで100円で売られているのを見かけて(安すぎて2度見した)、ついに重い腰を上げていっちょ仕事することにしました。
梅の洗浄&ヘタとり
まずはキレイにたっぷりのお水で梅を洗います。
梅酒を作るときは青梅なので、こんなに黄色い梅を取り扱うのは初めて!
とっても甘くていい香りがするんですね!!知らなかった♡
よーく乾かして上げてからヘタを取ります。
爪楊枝の先端をググッと押し当てるとヘタがクルッと簡単に取れます。
傷がついたり、水分が残っているとカビの原因になるので、キッチンペーパーを使って梅の表面やヘタの部分もしっかり水分を取って上げます。
キレイにまるまると太っていて、ハリがあっていい感じです!
ジップロックで梅干しを仕込む
瓶で作っていたら保存場所に困るので、どうにか楽ちんに作れないかな〜とググってみたら、なんとジップロックで作れるとのこと!
早速その方法で漬けてみることに。
白干梅干し(6/16)
2種類の味を試してみたくて、100円で買ってきた約1キロの梅の半分で。
まずは塩と酒だけで漬ける、どシンプルな白干梅干しです。
・塩 50g
・焼酎 25ml
手間が凄そうと敬遠していた梅干し作りでしたが、始めてみると仕込み自体は結構あっという間でした!
焼酎は家にあるもので1番度数の高い「百年の孤独」を使いました。
塩と焼酎が良い理由
梅干しを作る際に、大量の塩とアルコール度数の高いお酒がレシピによく載っていますが、その理由は梅仕事において大敵であるカビ予防のためでした。
それは梅が持つ水分にあります。
梅の中の水分を外へ出さないと、漬け込む作業の段階で微生物が繁殖してカビの発生に繋がるのです。塩が浸透圧で梅の中の水分を出しやすくしてくれ、焼酎のおかげで梅と塩が密着しやすくなり、早く水分排出を促してくれる、ということ。
そして焼酎には殺菌作用もあるため、微生物の繁殖も抑えてくれるんですね。
ちなみに度数は35度以上。それ以下だと水分が多くて梅の水分排出にあまり役立たないんだとか。
今年もスーパーに梅が出回ってきたので、梅酒を仕込みました。 お気に入りのお酒で仕込むと、出来上がった時の喜びもひとしお♡ 今回は2種類のお酒でレッツスタート\(^o^)/ 材料 梅酒に適しているのは青梅。黄色くなっている完熟[…]
はちみつ梅干し(6/17)
さて、もう1種類は作ってみたかった「はちみつ梅干し」!
ほんのり甘味のある梅干し、自分で作れたらいいなぁ♡と挑戦♪
・はちみつ 140g
・塩 50g
・焼酎 50ml
白干梅干しの観察(翌日)
そして6/17。翌日になって観察してみると・・
6/21(5日後)
6/23(7日後)
さぁ白干は1週間を迎えました!どんな感じかというと・・
今後の梅仕事スケジュール
6月下旬:赤紫蘇を加える(2週間)
7月中旬:3〜4日ほど天日干しをする
先日、今年の梅酒を仕込んだ記事を書きましたが、その時にこれまで漬かっていた梅にひと手間加えて、甘露煮を作ってみました。 材料と作り方 梅酒に漬けていた梅 250g 水 250ml きび糖 120g 梅酒に漬かっていた梅は、そのまま[…]