住まい探しを始めてから3ヶ月。
ついに新居が決定しました!
探し始めてからはしばらく物件のことで頭がいっぱいだったので、やっと、といった感想です。
今日に至るまでを軽く振り返ってみたいと思います。
結論、購入したのは・・
結局、今回購入したのは新築分譲マンションになりました。
探し初めから新築は検討外で、中古の分譲マンションに絞って探していたのですが、このような結果になってお互い驚いています笑
当初新築が検討外だった理由は、「もったいないから」でした。
他にもこんな理由がありました。↓
・デベロッパーの販売宣伝費も込み込みの物件価格なので、シンプルに割高。
・物件数にも限りがあるので、住みたいエリアにタイミングよく販売されていないといけない。
・価格も買える範囲でないといけない。
一方中古であれば新築よりも選べる物件は多く、価格も安め。
こんな印象でお家探しを始め、約3ヶ月動いていました。
スーモカウンター
探し初めは一応、最低限の知識を互いに持った方がいいかと思い、スーモカウンターへ相談しに行きました。
新築を薦められるのはわかってましたが、このあたりをなんとなく理解するにはいい機会でした。
・新築と中古のメリットデメリット
・住宅ローンの借入れ可能額
・諸費用はどれくらいか
・物件価格と返済額のバランス
そろそろ住まい探しも始めようということで、スーモやホームズなどで物件を見始めましたが、そもそもどんな流れで探したらいいか不透明だったので、一度スーモカウンターで話を聞いてみることに。 この日のざっくりとしたデートプランは、スモカン→砧[…]
購入か賃貸か
どちらにもメリットデメリットがあり、互いにどちらを優先に考えるかがキモだと思いました。
互いに実家は持ち家なので、最悪住まいは無くならないだろうとは思いましたが、実家が空くのは何十年後か、と考えると非現実的。
賃貸は身軽で生活スタイルに合わせて変更しやすい一方、高齢になると借りづらくなるため、住めても条件のよくない物件にしなければならなくなる可能性も。
購入は借金を何十年も背負うリスクと、生活スタイルの変化に気軽に対応しづらく資産性の高い物件でないと損をする可能性大。
その一方ずっと住むなら豪華な賃貸物件でない限り、基本的には月々の支払いは賃貸よりも抑えられて質の良い設備の住居に住むことが可能。
私たちは購入のリスクとメリットを優先に考えました。
買いたくなった時に買えるとは限らない
また、住宅ローンの金利も日本はまだまだ安く、変動金利は0.3〜0.5%台もたくさんあります。
株式投資で年利5%で運用していたら余裕で賄えちゃうという状態なんですよね。
そして、住宅ローンを借りる上で大切なのは、「健康なうちに」という点。
健康診断で怪しいポイントがあったり、病気をしていたりすると審査が下りない可能性が高くなるため、「いつか欲しくなったら買おう」が50歳になった時では健康面の不安や借入年数にも影響が出てくるため「今買うこと」を決意しました。
中古マンション探し
そして探し始めたのは中古マンション。
1番は地元が良かったけれど、高いのと、条件の良くない物件ばかりだったので、近隣の駅や幅を広げてちょっと遠くまでも視野に入れて検討しました。
情報の共有
結構サイトを毎日見ていて、気になるところをピックアップしてはお互いで「この条件はなし。ここがこうだったらOK」など話し合い、希望条件を擦り合わせていきました。
それぞれの譲れない条件を伝え合うことで、絞りやすくしていきました。
街の雰囲気チェック
不動産屋に内見を依頼する前に、実際に街へ出向いて現地確認に行ったりもしました。
間取りを見る限りは南向きでも、低層階だと日当たりが望めなそうだったり、地図で場所を調べると高速や大通り沿いだったり。
実際に行くと、騒音や日当たりは十分確認できるので、事前に候補から外すこともできたのが良かったです。
そして街歩きも兼ねて駅周辺を見て回ったことも良かったです。
住みやすそうな雰囲気か、駅前にスーパーやドラッグストア、100均一、飲食店、カフェなど最低限揃っているか、公園や緑が多いか、などハザードマップやGoogleマップだけでは得られない情報もたくさん得られました。
申込
探し始めてすぐ、内見3軒目の時に一度、申込を入れました。
・築年数10年以内
・希望エリア
・希望の広さと間取り
・建物も内装もキレイ
*デメリット
・値段がかわいくない
・駅から13分
・水路が近い
なんだかよくわかっていない時だったので、めっちゃドキドキしたけど、かなりの人気物件だったようで勇気を出して初めての購入申込を。
内見が同日に4件、翌日にも2件入っているとのことでした・・!
中古物件でこんなこと聞いたことありません笑
不動産仲介の営業マンもここまでは初めて、とのことでした。
希望額よりも高かったので、指値(割引を希望する)するつもりが、同日に内見に来た人たちもすぐに申込を入れたようで、金額は下げずに申込を入れた方がよさそう、との判断でそのままで。
ここで慌ててローンの事前審査をするために必要書類を集めたりとバタバタ。
ようやく、家を購入するには何が必要で、どんな準備をしておくべきか、実際に前に進んだ時に足を踏み入れた感覚になりました。
ローン審査も無事降りて、「もしかしたらこんな勢いでおうち決まっちゃうのかな?!本当にこれで良かったのかな?!」なんてちょっとドキドキしながら待っていましたが、キャッシュで6割以上入金できる、という猛者が現れ見事撃沈笑
ハワイレポもしつつ、ハワイから帰ってきてからの週末も書いていきます。 時系列前後してるけど気にしないでください^^ ぼちぼち開始し始めた新居探し。 大体住みたいエリアは決まってるけど、予算との兼ね合いもあり、とりあえずいろ[…]
5,000万程度をぽんと出せるてどんなよ・・
いま思うと、この経験があったおかげでより本腰入れて探していくことができたと思います。
習うより慣れろ的な?
実際に身を置いてみて体験できたことが役に立ったと思います^^
内見
そしていくつか内見に行ったことも良かったと思っています。
図面で間取りはわかるけど、実際に見に行くと入ってくる情報が多くてとても役に立ちました。
例えば・・
・駅から近くても電車の音がするか
・日当たり
・梁や柱の出具合
・綺麗に使っているか
・天井高、広さ など
築古リノベ物件はアリか
中古でも、フルリノベしてある物件もよく見かけました。「リノベる」など、広告でもよく見かけるようになりましたよね。
最初の購入にかかる諸経費を抑えて、自分好みにリノベするという選択肢もありました。
ですが、自分達はまだ稼いでいかなければならない年代。
生活スタイルの変化に応じて部屋の広さが足りなくなったり、手放さなくてはならなくなったりするかもしれません。
そんな時に、築年数の古いマンションを購入していた場合、リセールで苦労するのではと考え、中古物件でも築浅優先で検討していました。
築年数が古い(例えば50年近い)物件でも、管理会社がしっかりしていれば、修繕計画もしっかりとされているので、定期的に大規模修繕をしてマンション自体の資産性が保たれているものもあります。
新築も同じですが、築古物件を購入する場合はさらに立地が重要!
築年数30年の物件を検討していた際も、修繕計画表を提出してもらい、チェックしていました。
これをみると、管理費や修繕積立金が上がりそうか、なども予想つけやすいので中古を検討の際はチェックすることをお勧めします。
新築も中古も価格が上昇傾向
そんなこんなで築浅中古で探していたものの、なかなかそう理想の物件には出会えないもの。
調べれば調べるほど、価格が10年前よりもはるかに高くなっていることを思い知らされ「もうあの時点で買ってなかったんだからいつ買っても損じゃん」「もう買わない選択もありなのでは」と思うこともありました。
東京カンテイ「マンションデータ白書2021」引用
実は10年近く前、大手デベロッパーで新築マンション販売の営業をしていたので、まさにその頃の価格をよく知っているのです笑
当時はオリンピック前だったので、これから価格が上昇していくだろうと説明していましたが、ここまで上昇を続けるとは!と驚いています。10年前から坪単価平均約1.5倍!
当時都心(世田谷区、目黒区など)の物件を案内していましたが、70平米台で8,300万円〜8,500万円程度でした。
これが今となっては55平米でその価格です。恐ろしすぎる・・!
それに伴い、中古物件も強気の価格設定をしてきていて、うまくいけば当時購入した金額よりも高値で売却ができるという状態。
10年前に新築を購入した人は、タダで住んだおまけに付加価値までついて売却できちゃったりするんです!
資産性の高い物件を購入した人は、時代の流れも味方して、いい投資になったわけです。羨ましい!
マンション購入の決め手
いろいろと見て回った挙句、落ち着いたのは新築分譲マンション。
なんだかんだ希望エリアで駅からも近く、立地も満足。リセールも加味して検討したので、資産性の高い物件を購入できたと思います。
新築に決めた理由はいくつかあって、大体こんな感じでした。
・信頼度の高いデベロッパー
・実家にも帰りやすい距離
・駅近好立地
・住みやすい環境が整っている
・中古と値段があまり変わらなかった
・土地の仕入れ価格・資材・人件費も上昇している
もちろんモデルルームはピカピカでキラキラしていて「わぁ・・♡」となってしまいましたが、有償プランの部分と、実際は壁のパネルやお風呂の扉が違うことも冷静に理解しながら見学しました^^
そしてモデルルームはおっきい部屋でラグジュアリーに作られているので、我々の検討していた部屋の図面を見ながら、今住んでいる部屋で距離感を掴んでみて、ここからあの辺りまでがキッチン幅、リビング、などシミュレーションもしました。
もちろんキッチンもお風呂もトイレもテラスも何もかもが新しく最新なところは新築の魅力ですが、中古も見てきた上で、しっかり悩んでお互いが納得して決められたと思います!
土地の仕入れ値、資材、人件費の上昇は購入の決断の背中を押してくれた理由の一つでした。
新築マンションは土地を仕入れてから約2年後に分譲されるので、今の時点で信じられない価格になってると聞き、これは2025年も必然的に物件価格に返ってくると予想。
「あの時買っておけばよかった」とならないように、決断しました!
「あの時買わなければよかった」とならないことを祈ります笑
キッカケはなんと
この物件を知ったキッカケがまた凄くて・・
なんとチラシです笑
うちのポストに入っていて、
「新築は検討外だからポイだね〜!」
なんて言いながら、希望エリア内ではあったので一緒に見てみると、なんと検討中の物件と似たような金額帯で販売されそうな予感が!
案内会1回目
ちょうど案内開始前のタイミングに知れたので、「どうせ高くて買えないだろうから価格聞きにいく程度に」と来場予約をして行ってきました。
事前案内会だったので、ふわっとした価格帯の説明と物件詳細の案内。モデルルームの見学、現地案内でした。
この時、購入するか否かで悩んでいた中古物件が1件あったのですが、今は中古マンションも強気の価格帯で売り出されていて、築30年を超えるのに、少しだけ平米数が大きいくらいで価格は数百万しか変わりませんでした。
もはや不動産価格は上がり続けていて、中古マンションも新築マンションもそうそう変わらない状態に。
これは衝撃でした。
そして次週販売開始して、全ての部屋の価格帯が公開されるとのことで、再度来場予約。
1週間時間があったので、「きっと決断迫られるから、それまでにもろもろある程度は心に決めておく必要があるね」と夫婦でめちゃくちゃ話し合いました。
・ここに住むメリット、デメリット
・他にもっと合う家がないか
・ここに万一決めても後悔はないか
・リセールできそうか・・などなど
案内会2回目でついに
そしていよいよやってきた当日、「勢いや焦りだけでは決断しないようにしよう!」と心に決めて2回目の価格案内へ。
想像していた価格よりも若干収まっていたので「!!!」と衝撃を笑
リセールで苦労する中古マンションよりよほど良いかもと思い始め、検討に検討を重ねた結果、なんと4時間もかけて決断笑
めちゃくちゃ遅い時間まで担当者の方も頑張ってくれました笑
大きな買い物をする決断、初めてだったのでど緊張してなかなか簡単に下せませんでした。
でも決めたあとはホッとした気持ちと、「か、買っちゃった・・!?」という興奮もありで謎のアドレナリンが出ていたのかお腹ぺこぺこになったので地元のトリキで朝まで笑
夫はお酒に弱いので、居酒屋で朝まで飲んだり、はしごしたりはしないタイプ。
二人で4時間も喋りながら食べ飲みしたのは初めてでした。
まぁ私だけがずっと飲んでいただけなんですが笑
契約
そして翌日改めてまた不動産会社へ行って、事前審査書類や事前準備金などなどの確認。
翌週に重要事項説明を受けて、ローン審査が下りたので、契約書にサインと押印。
本当に買うのか・・とじわじわと実感が。
新築なので、建具や部屋のフローリング、タイル、キッチン天板などのカラーセレクトについての説明を受けました。
これは今後デザイナーさんと一緒に決めていくんだそう。とっても楽しみです^^
長くなってしまったので、また改めてマンション購入について書いていけたらと思います。
ではまた♡